膵臓がんとは?
■ 膵臓がんとは?
日本では2人に1人ががんを発症し、3人に1人ががんで亡くなることから、国民病の代表として長らく「不治の病」とも呼ばれてきました。しかし、がんは決して治らない病気ではありません。早期発見が大事といわれるように、日本人に多い胃がんなどは検診や検査が進歩したために早期発見・治療で完治する例も増えています。一方で、早期発見が難しいと言われるのが膵臓がんです。膵臓は腹部の奥の深いところにあり、ほかの内臓や血管に囲まれているため発見が遅れ、治療に時間がかかってしまうケースが多く見られます。膵臓がんは現在も難治がんの一つで、新たな治療法の開発が急務とされています。